「紡間 mawo-tumu」ライン「Kaeru -還-」
人工物が時の流れとともに、自然に還っていく様は美しいと思います。
時間の塊の様な見えないモノが、その上に積み重なっている感覚はとても心地よく、同時に畏敬の念を抱く対象にもなると感じます。
そんなイメージで「Kaeru -還-」は作成しています。
人工的に切り取ったストレートラインは時間の経過と共に、苔が成長し柔らかなラインに変化していきます。
作成した時が完成ではなく、時の流れと共に変わっていく様を愉しむことが出来ればと思います。
フレーム材:ニヤトー
苔:ホソバオキナゴケ/ヒノキゴケ/カモジゴケ/コウヤノマンネングサ/ツヤゴケ